ゼニカルの情報ページ
作用・副作用、製薬会社などについて


|目次|

1
薬の詳細

2
オーリスタト
について

3
ロシュ社


 

1.薬の詳細

ゼニカル(XENICAL120mg


商品説明


含有成分
 主成分:Orlistat(オーリスタット)120mg :脂肪分解酵素リパーゼ阻害剤

効果・効能:食後、脂肪分を腸から吸収されるのを防ぎ、分解前のまま30%以上を便と一緒に体外へ 排出させます。脂肪を吸収しないのと同時に脂溶性のビタミン類の吸収も阻害される可能性があります。 

使用方法:一般的に毎食後1時間以内に、水と一緒に服用します。コレステロールの代謝が活発になるのは夜なので、夕食後の服用がより効果的と思われます。

副作用:ビタミン不足(特にβカロチン・ビタミンADEK)・胃腸の不快感・脂肪分が便と排出されるため、便の性質が変わったり、便通の回数が増えることがあります。

服用に適さない方:胆嚢に異常がある方・慢性の腸管吸収異常がある方(消化不良)・妊娠中、または授乳中の女性の方・他の体重減少を目的とした薬剤を服用されている方・本薬剤にアレルギーがある方・拒食症等の摂食異常がある方

注意事項:ゼニカルは脂肪と融合しやすい栄養素の吸収を妨げてしまいます。特にベータカロチンとビタミンEは吸収されにくくなるので、野菜や果物をたくさん摂取するバランスのよい食生活を心がけて下さい。

○製造販売: Roche社
 



2.ゼニカルの成分オーリスタットについて


オルリスタット
Orlistatオーリスタットオリスタットとも。販売名Xenical®(ゼニカル)およびAlli®(アライまたはアリ))は、米国における治験の結果、本薬の1年間の投与により60%の成人で5%の体重減少が、27%の成人で10%の体重減少が観察されている。一方、プラセボ群では5%体重減少が31%、10%体重減少が11%である。なお、食欲は抑制しない。日本国内においては治験あるいは製造承認申請中である。経口服用により腸内のリパーゼに作用し、結果的に腸管からの脂肪の吸収を阻害する。吸収されなかった脂肪は大便として排出される。脂溶性ビタミン類の吸収も阻害されるので、これらのビタミン類の摂取量を増やす必要がある。特に、βカロテンとビタミンEでは血中濃度が統計的に有意に減少したため、オルリスタットとともに毎日脂溶性ビタミン補助剤を服用するように、という勧告をFDAは支持している。


3.ゼニカルの製造会社ロシュについて

持株会社ロシュ・ホールディング(Roche Holding AG)がグループ企業を統括している。世界各地に拠点を設けているが、日本には1924年に現地法人「エヌ・エス・ワイ合名会社」を設立して進出(のちの日本ロシュ株式会社)。これは日本で製造許可を取得した初の外資系医薬品企業であった。2001年12月、中外製薬との間で日本国内の医薬品事業の統合を柱とした包括的業務提携を結び、翌2002年年にロシュ・ファームホールディングを通じて中外を買収、同年10月には医薬品事業の日本法人であった日本ロシュを中外に合併した。これにより日本国内の医薬品事業は連結子会社の中外製薬を通じて行うこととなった。



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